不眠症｜多摩市の精神科・心療内科 - 多摩中央病院

発達障害は、生まれつきみられる脳の働き方の違いにより、幼少期や青少年期から行動や情緒に特徴がある状態です。発達障害には、自閉スペクトラム症（ASD）や注意欠陥多動性障害（ADHD）などがあります。
自閉症スペクトラム症（ASD）は、他の人とコミュニケーションをとり人間関係を円滑にもつことが苦手です。また、行動、関心や動作のパターンが限定的で、多くの場合、決まった行為にしたがって毎日を過ごすという特徴があります。一方、注意欠陥多動性障害（ADHD）では、注意を持続したり、集中したり、課題をやり遂げたりすることが苦手であったり、過剰に活動的で行動が衝動的というような特徴があります。いづれにしてもその生涯により、しばしば就学や職場での困難や問題を引き起こし、心理的な負担や日常生活の制約をもたらすことがあります。
大人の発達障害の治療やサポートは、個人のニーズや症状に合わせて、個別に慎重に検討する必要があります。